教育実習生のための授業準備
- 2018.12.12
- 学校数学

教育実習生や若い先生が苦労する黒板での板書。
少しでも手助けになればと書いてみました。
オレンジ色の文字は補足説明です。
①基本は3分割、大きさによっては4分割に黒板を分けていきましょう。
このときに直線ではなく、破線を使うと多少曲がってもきれいに見えます。

②いきなり本題のまとめには入らず、まず授業を聞く姿勢にします。
具体例などを問いかけをしながら内容へと移っていきましょう。
そのとき、生徒にノートを取らせない「捨て板」を意識して書きます。

③本題へのまとめを書きはじめますが、生徒はココからノートに書きます。
具体例をもう一度書いてから抽象へと移行していきましょう。
何度か真ん中の「捨て板」も見直すと思いますので、残しておきましょう。

④問いかけを意識して書くと生徒は考えてくれます。
「2次方程式の解き方」と言い切らずに「2次方程式を解くためには?」と
疑問形式にしていきましょう。

このあとは「因数分解が出来なかったら?」と問いかけ、平方を利用した解法、
その後に「解の公式」へと移行していきます。
抽象的な話しから入ると想像以上に生徒を置き去りにする結果になります。
色々と緊張するかもしれませんが、楽しみながらやっていきましょう。

-
前の記事
伊豆旅行でマナティと会う 2018.12.11
-
次の記事
講談との出会い 2018.12.15